自分で生たけのこをアク抜きしたことがある人は、気づくと思いますが、タケノコには穂先の柔らかい部分と根元の方の固い部分の2つの箇所の食感があります。また皮の部分を入れると、とてもやわらかい絹皮の部分も存在します。
タケノコのアク抜きを書いた記事:
生タケノコを米糠でアク抜きしたら、重曹より色が綺麗で美味しかった。 | NAKAOJI.NET
タケノコの皮(絹皮)を活用した料理:
【タケノコレシピ】タケノコの皮を使った若竹汁 | NAKAOJI.NET
今回はタケノコの根元の部分、つまり固い部分を上手く料理しようと思います。固い部分は煮ても焼いてもやはり固いので、爺婆たちには少し、食べるのが難しいくらい。だから、薄く切り、千切りにするなどして、細かく刻んで柔らかくしたほうが食べやすいです。
【タケノコレシピ】タケノコきんぴら feat.たたき木の芽
- タケノコの根元部分
- 醤油とお酒
- 木の芽(なるべく多めに使ったほうが美味しい)
- タケノコを薄くきり、千切りにします。
- 鍋にタケノコを入れ、被るくらいのお酒、醤油適量。
- 沸騰させたら、落し蓋をし中火で20分ほど煮込む。
- 茹で上がったら、木の芽を細かく刻んだものを混ぜ、和える(この時すぐに火を止める)
- 後は、自然に冷ますか、うちわなどで仰いで冷まし完成。
まず、タケノコの根元の部分を切り分けます。タケノコの先端部分は柔らかいので、そのまま焼いても、味噌汁に入れても美味しいです。
固い部分を千切りにします。横に薄く輪切りにしてから千切りにしたほうが、繊維の方向的にもっと柔らかくなるかもしれません。まぁどっちでもいです。食感の好みなので。
千切りにしたタケノコ。食感を楽しみたいので、少し太めにしました。
鍋に お酒100ml と 醤油大さじ1杯程度
タケノコを入れ、煮込み始めます。沸騰したら、落し蓋をして、中火とかで30分くらい。
タケノコを煮込んでる間にたたき木の芽を作ります。木の芽と地芽は同じ物ですのでどちらを使っても構いません。
木の芽を茎の固い部分から取り除きます。
後は包丁で叩き、細かく刻んでおきます。
煮汁が無くなってきたタケノコのきんぴらに叩き木の芽を和え、すぐに火を止めます。後は、自然に冷ましましょう。
砂糖やみりんを使わずにシンプルにお酒と醤油だけで作ったタケノコのきんぴらですが、タケノコ本来の自然の甘みと、木の芽による刺激がとても相性の良い一品。想像以上に美味しすぎた。。。また作りたい。

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